- 勇気をだして相談したい
- 自分にあった就職支援サービスが知りたい
このような悩みを解決します。
年齢や住んでいる地域によっては利用できない就職支援サービスもあるので、47都道府県それぞれで詳しく解説していきます。
働きたい地域によっては、ニート向けの転職エージェントがサポート対象外の可能性があります。
その場合は、他の都道府県で働くことも検討してみてください。
47都道府県別の就職支援サービス
※以下の表であなたが働きたいエリアの都道府県をタップすると、年代・ニーズに合った、おすすめの就職支援サービスがわかります。
北海道・東北エリア | ||
北海道 | 青森 | 岩手 |
宮城 | 秋田 | 山形 |
福島 | ||
関東エリア | ||
東京 | 神奈川 | 千葉 |
埼玉 | 茨城 | 栃木 |
群馬 | ||
中部エリア | ||
山梨 | 長野 | 新潟 |
富山 | 石川 | 福井 |
愛知 | 岐阜 | 静岡 |
近畿エリア | ||
大阪 | 兵庫 | 京都 |
三重 | 滋賀 | 奈良 |
和歌山 | ||
中国エリア | ||
広島 | 岡山 | 鳥取 |
島根 | 山口 | |
四国エリア | ||
香川 | 徳島 | 愛媛 |
高知 | ||
九州・沖縄エリア | ||
福岡 | 佐賀 | 長崎 |
熊本 | 大分 | 宮崎 |
鹿児島 | 沖縄 |
47都道府県の仕事の探しやすさ
この項目では、47都道府県別に以下の2つを比較していきます。
- 有効求人倍率(仕事の探しやすさ)
- 平均年収(良質な求人比較)
仕事の探しやすさは、各都道府県の労働局から発表される「有効求人倍率」。
平均年収のデータは、求人ボックスの「地域別の給料情報」を参考にしています。
■有効求人倍率とは?
求職者1人に対して、どれくらいの求人があるか数値化したもの。
例:有効求人倍率が2
⇒あなたに対して2つの求人がある
数値が大きいと企業は人手不足で、あなたが就職しやすい状況といえます。
つまり、家から通える範囲で有効求人倍率の高いエリアを探せば、より早く就職できる可能性がある、ということです。
もし数値が1を下回るなら、求職者同士で求人を奪い合ってる状況です。他のエリアより仕事は探しにくいでしょう。
北海道・東北エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
北海道 | 1.03 | 336万円 |
青森 | 1.19 | 331万円 |
岩手 | 1.23 | 344万円 |
宮城 | 1.34 | 358万円 |
秋田 | 1.35 | 338万円 |
山形 | 1.38 | 344万円 |
福島 | 1.41 | 367万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
北海道・東北エリアで最も有効求人倍率が高いのは「福島」でした。
一方で低いのは「北海道」という結果に。
ただ、北海道は面積が広いため、地域毎に見れば求人はたくさんあります。例えば札幌は1.01倍でも、小樽は1.51倍なんてことも。
地域でかなり差があるので、このあたりは各記事を参考にしてみてください。
関東エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
東京 | 1.84 | 423万円 |
千葉 | 0.99 | 381万円 |
埼玉 | 1.06 | 382万円 |
神奈川 | 0.93 | 382万円 |
茨城 | 1.42 | 387万円 |
栃木 | 1.13 | 365万円 |
群馬 | 1.40 | 369万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
東京が頭一つぬけて仕事を探しやすい状況です。
対して近隣地域の千葉、埼玉、神奈川は、全国の中でもワーストクラスという結果に。
もし就活が手詰まり状態だったら、東京も勤務地の候補に入れるのがおすすめです。
中部エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
山梨 | 1.19 | 398万円 |
長野 | 1.41 | 371万円 |
新潟 | 1.54 | 349万円 |
富山 | 1.43 | 361万円 |
石川 | 1.58 | 366万円 |
福井 | 1.80 | 384万円 |
愛知 | 1.35 | 377万円 |
岐阜 | 1.59 | 367万円 |
静岡 | 1.20 | 369万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
中部エリアは全体的に有効求人倍率が高く、仕事を探しやすい状況といえます。
特に「福井」は製造業が盛んで、求人でいえば製造業スタッフの募集が多いようです。
全国どこでも勤務できる人で、なおかつ急いで仕事を探すなら、中部エリアに狙いを絞るのもありかもしれません。
関西エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
大阪 | 1.29 | 380万円 |
兵庫 | 1.03 | 374万円 |
京都 | 1.23 | 381万円 |
三重 | 1.29 | 374万円 |
滋賀 | 1.06 | 382万円 |
奈良 | 1.15 | 371万円 |
和歌山 | 1.09 | 343万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
全国平均の「1.3倍」を超える地域がなく、兵庫、滋賀、和歌山の3県は低い傾向です。
とはいえ1以上はあるので、求人がなくて困ることはありません。特筆して高いエリアもないため、希望勤務地から探しましょう。
中国・四国エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
広島 | 1.53 | 348万円 |
岡山 | 1.57 | 348万円 |
鳥取 | 1.33 | 350万円 |
島根 | 1.48 | 358万円 |
山口 | 1.53 | 349万円 |
香川 | 1.40 | 348万円 |
徳島 | 1.18 | 372万円 |
愛媛 | 1.37 | 333万円 |
高知 | 1.16 | 334万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
中国エリアは全体的に数値が高く、求人を見つけやすいでしょう。
四国エリアでは「香川」と「愛媛」の求人が多い傾向です。自宅から通える範囲なら、2つの県を検討してみるのがおすすめです。
九州・沖縄エリア
都道府県 | 求人倍率 | 平均年収 |
福岡 | 1.23 | 354万円 |
佐賀 | 1.34 | 344万円 |
長崎 | 1.23 | 338万円 |
熊本 | 1.27 | 335万円 |
大分 | 1.41 | 354万円 |
宮崎 | 1.33 | 336万円 |
鹿児島 | 1.19 | 333万円 |
沖縄 | 1.04 | 325万円 |
参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年10月分)について」
九州エリアは問題なく仕事を探せそうです。
沖縄は全国の中でもワーストクラスですが、これでもコロナ禍のピークから回復傾向にあります。
コロナ禍で沖縄県の観光業が大打撃を受けたので、一時は0.75倍を記録していました…。
沖縄は面積がせまく、雇用に繋がる工場が少ないため、有効求人倍率がいつも低い傾向にあるようです。
転職エージェント利用時の補足
最後に、転職エージェントを利用するときの補足を言わせてください。
結論として、以下の2つを守りましょう。
- 複数使ってサービスを比較する
- 求人紹介まではやってもらう
4社以上を目安に登録して相性をみる
まず1つ。転職エージェントは複数使ってみて、担当者を比較してみてください。
私は大昔に、興味のない企業に強引に押し込まれそうになったことがあります。今思えば、担当者との相性が悪かったんですね。
こうした失敗がないように、比較が大事、ということです。
比較する目安ですが、4社以上を目安にするといいでしょう。
すべて同時並行する必要はなく、相性を確認し終わったら、徐々にフェードアウトしてしまって大丈夫です。
「この人なら安心できそうだ」と思った転職エージェントのみ継続しちゃいましょう。
求人紹介までやってもらう
転職エージェントに登録したら、面談から求人紹介まで必ず受けましょう。
もしかしたら相性が微妙な担当者もいたかもしれませんが、すべての転職エージェントに求人紹介まではしてもらうべきです。
なぜなら、担当者との相性以外にも「良質な求人をもっているか」という点も大事なポイントだからです。
担当者との相性がよくても、納得できる求人がなければ本末転倒ですよね。
転職エージェントの賢い選び方を参考にしながら、自分にあった転職エージェントを見つけてください。
【まとめ】就職支援サービスをフル活用すべし
自力の就活はなぜ難しく、挫折しやすいか。
それは、
- 相談できる味方がいない
- 努力の方向性を正す人がいない
- 本当にやりたいことが分からない
こうした「挫折ポイント」がいくつもあるから。だから、第三者である就活のプロに助言をもらうのが成功の近道なんです。
今は「どう就活を進めればいいか分からない」状態でも、活路はきっと見出せます。
まずは諦めずに行動してみましょう。応援しています。
47都道府県別の就職支援サービス